遠投自立式棒ウキの比較(テスト偏)

ウキ釣り(その他)

前回の記事で考察した、堤防サゴシ浮き釣り用に、使えるモデルを試してきました。

品薄で入手困難が続きそうな、遠矢ウキ300s小〜中の代わりに使えるウキは?
条件的には・・・
①超遠投ができる自立棒ウキタイプ
②波が荒い外洋でも安定する波乗りの良さ
③サゴシのアタリにアワセる為、浮力が1号(感度は重要でない)
④風の無い日は、ロングのウキトップ、風の強い日は、短いタイプに交換可能

テストした場所の特徴は・・・

今日は、お客様と一緒の釣りだったので、
お客様の要望で、グレ(九州ではクロと呼ぶ)を狙ってみたいとのこと。

最近は、サゴシがまわっているので、ルアーの人ばかり・・・
正確にいえば、初心者が100均ジグを投げて、ただ巻きしてます・・・って感じの人がすごく多いんですね。
これもYouTubeの影響かもしれません。

ただ、マナーを知らない人も多く、すぐ横の隙間で投げたり、真後ろで釣られたりと、
5m超の磯竿を使っている側からすれば、ものすごく釣りづらいんです。
だから、フカセをしている人が多い釣り場で・・との要望があったのです。

選んだポイントは、ちょうど色々な角度から潮がぶつかるポイントで、
以前に地元のおっちゃんが、カゴ釣りで爆釣していた場所なのです。

普通のフカセの仕掛けだと届かない。
この場所は、ベイトも溜まりやすいので、遠投ウキ釣りでサゴシの(私的)実績も高い場所なのです。

ということで、ウキのテストもしつつ、お客様には真横でグレを狙ってもらいました。

それでは、一つずつテストの結果を見ていきましょう。

①遠矢ウキ 180s大

本体が約30cmの300sに対し、180cmと短めな、定番の遠矢ウキです。
今回テストした大は、浮力が0.8Bなので、まぁまぁ似たタイプ。
圧倒的な違いは、ウキが短いことですね。

改めて比較テストをした結果・・・

やっぱり短いウキは自重がないから飛ばない・・・
それでも普通の棒ウキよりは、綺麗に飛びます。フカセ釣りには申し分ない。
ただし、サゴシがよくアタる場所までは、距離が全然伸びませんでした。

というわけで、予想通りなんですが、2投でテスト終了。
2投目にサゴシがアタるというオチがつきましたが、その話はまた後日。

②キザクラの黒魂BS自立 1

今回のテストで、予想段階では大本命のウキの出番です。

最初は抑え目にキャスト!
・・・って、思った以上に綺麗に飛び、そして十分な飛距離を確保!

2投目は、飛ばしてみましたが、遠矢ウキ300sに匹敵するほど、遠投性能はGOODでした!
正直、ちゃんと飛びさえすれば、代替え候補としては合格なんですよね。

このウキは、低重心タイプなのですが、バランスがいいのかな、扱いやすい印象も受けました。
これはもう合格です!

ただし、誘いをかけた時の竿に伝わる感触が・・・ちょっと重く感じるんです。
遠矢ウキと比べると、水の抵抗を強く受けている感じ。
誘いに関しては、癖に慣れればいいだけですが、感度には影響があるのかも。

サゴシ釣りには感度は関係ないので、全然OKなのですが、
フカセ釣りの場合は、感度のチェックもした方がいいかなとは思いました。今後の課題。

そして今度は3投目でサゴシがアタったのですが・・やはり。。。また後日。笑

③gartz ファインスティック遠投 1

最後に、代替え候補としては、おまけでチョイスしたお買い得モデル。

まずは遠投!・・・って予想を超えて、しっかりと飛ばすことができました。
もはや遠投性に関しては、②③どちらでも問題ないですね。

付属のトップも見やすく、十分にサゴシ用として使えると判断できました。

・・・と、テスト中に潮が変わったな・・と思った時、
ある状態に気が付きました。

例えば、風が強い日は、ウキトップは風にあおられて、斜めになるのは仕方ないんです。
これを回避するには、視界性は無視して、短いトップに変えるしかない。
ファインスティック遠投の場合、替えトップはないのですが、
黒魂BSの替えトップが使えるので、問題もないでしょう。

ところが、トップが右に左に、まぁまぁ揺れているんです。
理由は明確。潮がぶつかるポイントだから、潮の影響を受けているってこと。

ここで、ウキを遠矢ウキ300sに変えて、同じ場所に飛ばしてみました。
・・・ウキが全然ブレない・・。めっちゃ安定しています。

再度、黒魂BSに交換。
・・・そこそこ揺れている・・・。

偶然とはいえ、特殊なポイントでテストができた為、
遠矢ウキの安定性、つまり潮乗りの良さを改めて実感することになりました。

もちろん、黒魂BSもファインスティックも、
釣果に影響するほど、ってことはないと思います。比べてみて違いがわかる程度。

結果的には、どちらのウキも、サゴシのウキ釣りとしては合格です!

最終結果

実は、単なるテストのつもりだったのですが、
こういう日に限って、サゴシがめっちゃ入ってきています。
あちらこちらでベイトを追っかけまわし、ジャンプしまくりで見えまくり。

しかも足元にもいるので、エサの回収時に、何度もひったくらるという始末。
もはや遠投などせず、延べ竿で釣れるんじゃないかという状態でした。

グレ釣りの予定のお客様も、近くのナブラにジグを投げ込んで、サゴシゲット!

ところがですね・・私は大苦戦してしまったのです。
これは、ウキのせいではないので、この話はまた次回。

テスト開始後15分程度の間に、
①②③、全てのウキがスッポリ沈み・・・見事に全部、ハリス切られて終わりました。笑

ということで、ウキテスト的には②③は合格。
①の遠矢ウキ180sも、今日みたいな近くまで入っているなら、問題ないってことでもありますね。

とはいえ使い勝手的に、②黒魂BSは、めっちゃ良かったのです。
遠矢ウキがゲットできない新規のチャレンジャーには、イチオシできる一品でした。

正直、超遠投する釣りは、どうしてもウキをロストする可能性は高くなります。
ましてや相手は、ラインなど簡単に切ってくれるカッターの持ち主ですし。

貴重な遠矢ウキをロストするリスクを考えたら、
いつでも買い替えができる、黒魂BSをサゴシウキ釣り専用にしてもいいのかもと思ったりもしました。

遠矢ウキは、普通のフカセ釣りに使った方が安心ですね。笑

おまけ

黒魂BSをネットで注文する時の注意

黒魂BSには、下の写真のように、3種類のカラーリング、4種類の長さのウキトップがあります。(本体付属のトップの場合、もう1種類違うカラーもあり)
好みもわかれるところですが、ネット注文の場合、見本の写真と違うトップが送られてくることもあり、これが評価が悪くなる理由の一つです。

好み通りの品が欲しい場合は、店舗で購入した方が良さそうです。
ただし全ての種類が店舗にあるとは限りません。

価格もお店によりマチマチ。2000円をきっている場合もあるので、まずは近くの釣具屋で探してみましょう。